パソコンは基板用端子の宝庫

基板用端子は基板から機器外部、あるいは他の基板に、信号や電力を伝達するための接続子を指す呼称です。

目的や規格によって、ここでは挙げきれないほどの数多くの種類があります。

デスクトップパソコンには、マウスやキーボードを接続するPS/2コネクター、ネットワークに接続するためのLANコネクター、音声を出力するための3.5ミリミニジャック、多目的に使えるUSBコネクター等、数多くの端子が並んでいます。これらのほとんどは信号を伝達するための端子ですが、USBコネクターは電力と信号を同時に伝達できる端子である事は、ご存じの方も多いと思います。

これらは全て、マザーボードに直接実装された基板用コネクターです。

他にも、パソコン内部に普段は隠れている、CPUソケット、メモリスロット、拡張カードスロット、電源コネクター、冷却ファンコネクター等、パソコンのマザーボードは、基板用端子の宝庫と言えます。

パソコン以外で使われる端子としては、ターミナルブロック、チェックピン、ネジ端子等が挙げられます。

ターミナルブロックは、主に実験等、一時的な接続に用いられる事が多く、比較的少ない数のケーブルを基板に接続するために用いられます。

被覆を剥いたケーブルを挿入して、ネジ止めするのが一般的ですが、ネジを使わないタイプもあります。

チェックピンは、金メッキされた真鍮のピンを、基板に直接はんだ付けして実装します。

ミノムシクリップで挟む事により、一時的な接続に用いられる他、古いオーディオ機器には、ワイヤーを巻き付けてはんだ付けする用途でも使われます。ネジ端子は、錫メッキされた金属板にM3の雌ねじが切ってあり、ネジで圧着端子を挟んで締め込んで用いる端子です。主にアース線に用いられます。

基板用端子は機器の性能に直接影響する事は少ないですが、安全性、作業効率、コスト等に関わる重要なパーツです。十分に吟味し、適切な選択が必要です。

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